マスオです。どうも。
わたしはサラリーマンの傍ら「石花」と呼ばれる石をアンバランスに積み上げるアートの師範代をしています。
▲ロックバランシングアートとも呼ばれます。作 石花めぐる
師範代なんていう大それた役職を授かっておりますが、実際にはまだまだ未熟な部分も多く、日々修行中であります。
そんな修行中のわたしですが、最近とあるバランシングアートに出会いました。
それがコインタワーというものです。
コインタワーはコインの形状や穴、細かい傷等を利用してコインをアンバランスに積み上げるアートです。
石花と似ていますね。
石花と違うところは
- 形状が同じ物を積み上げる
- コイン単体が軽い
- コインがツルツルでとっかかりが少ない
- とっかかりとなる細かい傷を見つけるのが難しい
- 積む手順を工夫する必要あり
という感じでしょうか。
そんなコインタワーをですね、石花師範代をやっているわたくしが挑戦してみました。
時間はかかりましたがなんとか完成させることができたので、そのやり方をご紹介していきます。
用意するもの
コインタワーの型はいくつかあるようですが、今回は中盤にコインのカタマリがある作品の作り方をご紹介します。
▲完成形。作 マスオ
- 一円玉×40枚
- 5円玉×3枚
- 諦めない気持ち(一番重要)
を用意してください。
もう少しこぶりな作品にしたい方はコインを減らす事もできますが、諦めない気持ちは減らす事が出来ないのでご注意ください。
あればあるほどいいです。
コインタワーの作り方 ①1円玉のカタマリ部分をつくる
▲この部分
このセクションで使用するのは1円玉37枚と5円玉1枚です。
まず始めに1円玉5枚を重ねましょう。これはカタマリをつくる際に台として機能します。
次にこの台の上に1円玉のカタマリ部分をつくっていきます。
3枚のコインをこのように持ちます。
それをこのように乗せます。
さらに5回繰り返して6段にします。
7段目は真ん中のコインを5円玉に変えて乗せます。
次に両翼のコインを差し込んでいきます。
差し込む要領としては右の場合はトップの5円玉の少し左を抑えながら
左の場合はトップの5円玉の少し右を抑えながらやるとよいでしょう。
左右交互に差し込んでゆき、カタマリの部分完成です。
コインタワーの作り方② 5円玉に1円玉を立てて足をつくる
5円玉2枚と1円玉を1枚用意します。
まず5円玉を机と平行に置いて、その上に1円玉を立てます。
難しい場合は1円玉を回しながらピタっとくる場所を見つけましょう。
次に5円玉をこの1円玉の上に乗せます。
これは少し難しいですが、そっと置くと安定してくれます。
1円玉が経年劣化して丸みを帯びていると安定しづらいので、新しくて角がきちんとある1円玉を使用するとここはクリアできるかと思います。
コインタワーの作り方③ ②に①を乗せる
①でつくったカタマリを②に乗せます。
ここ、めちゃくちゃ難しいです。
こんな感じで持っていき、乗せましょう。
▲このセクションの完成形
あえてコツを説明するなら、下の二枚のコインをしっかりもって、カタマリ底部の1円玉二枚の平行を保つ。5円玉の真ん中つまり芯の部分を目指して置く。という感じでしょうか。
▲この二枚の平行を意識しましょう
あっ!すいません!
このセクションで用意するものを説明していませんでしたね。
ここの部分で"諦めない気持ち"がたくさん必要となります。
出し惜しみせずどんどん使いましょう!
コインタワーの作り方④ 1円玉を5円玉の上に乗せる
ここまで来ればほぼ完成です。
②でやった要領でカタマリ上部の5円玉の上に1円玉を立てます。
一応何かあると「ここまではイケてん!」と友達に自慢出来ないので、写真は撮っておきましょう。
▲これでも十分かもしれませんね
コインタワーの作り方⑤ 5円玉を乗せて1円玉を乗せる
最後の仕上げです。
こちらも②の要領で5円玉を乗せて、1円玉を乗せます。
そぉーっっっと
そぉーっっっとやりましょう
そうすると
完成〜!となります。
別角度はこんな感じ。
雑感
かなり苦労しましたが、物体が立つ原理は石と変わらないので経験を活かしてなんとか作品をつくることができました。
やりました。
コツさえつかめば誰でも出来ると思うので、この記事を参考にぜひ挑戦してみてください。
できたらTwitterで教えてください。飛んで喜びます。
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ちなみに
わたしはとても真面目な人間なので、⑤の部分については練習をしてから挑みました。
以下のような作品をつくって練習をしておくとよいかもしれませんね。
ではでは。